ブランドの作り方
ブランドを作る必要があったので、ブランドを作る際のtipsを共有。
参考書籍は、こちら。宮村岳志さんのブランディング・ファースト。
ブランドとはなんぞや
まず、ブランドとは何か。いつか広告の業界の人が言っていた、「気分の集合体」という曖昧な定義もありますが、AMA(アメリカマーケティング協会)の
“個別の売り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの。“
が定義としては正しいのではないでしょうか。感覚的にですが。
トータルブランディングを行うために
ブランドとは、そのブランドが関わる全てのものに共通していなければならないです。
なぜなら、一部が異なるイメージのものが加わると、全体のイメージが損なわれてしまうからです。
では、どのようにトータルブランディングを行っていくのか、自分の意見も交えながらですが、紹介します。
コンセプトを定義する
プロジェクト・商品にはコンセプトがあります。(ない場合もありますが)
プロジェクト、商品が何を目的としているのか、何を達成するのかなどを一言で表したものです。これをもとにブランドイメージを決めていくことで、軸がしっかりした、ブレないブランドを作ることができます。
インナーブランディング
ブランディング、特にトータルブランディングを行う場合は、インナー(プロジェクトチーム、企業)がブランドを理解すること、共感することが必要です。
そのために、ブランドを定義し、時には擬人化することでイメージしやすくします。
ブランドを定義するために必要な項目については、書籍を参照ください。
社内の方はお声がけください。
ブランドを浸透させるために
ブランドを浸透させるためには、店舗、スタッフ、イベント広告等の露出する場所について特に、ブランドに沿ったものにすべきです。
あの人ならばどんな行動をするだろう、と考えるのに近いのではないでしょうか。
わからない時は、参考事例を持ってきましょう。
最近のブランドの代表(と言えるのかは分かりませんが)スターバックスを例にとると、スターバックスは、高級感のあるおしゃれな、そのカップを持っているだけで高揚感を得られるブランドを形成しています。
そのためには、ゆったりと寛げる店内スペース、これまでのコーヒーショップと異なる注文方法、質の高いコーヒー、スタッフの衣装、丁寧な接客など、全体に統一されたイメージがあります。ありますかね。ありますよね。それらをロゴを刻印としてつないでいます。
ロゴがあることで、店舗と、コーヒーと、店舗と、広告と、SNS広告と・・・・イメージをつなぐことができるのです。
私がまだよくわからないこと
コンセプト及びブランドイメージを作る際に、刺さりやすいブランドイメージと、刺さりづらいブランドイメージがあるかと思います。
ブランドの失敗例などを調査し、どのような場合にブランドがうまくいかないのか調査することで、失敗しないブランディングを行えるのではないでしょうか。
次回は事例の紹介するとともに、ブランドの失敗について記事を書ければと思います。